ここ最近スマホのカメラ機能の進化が著しいですが、
やはり「ここぞ」というこだわりの瞬間を撮影するなら、
カメラは必須です。
スマホカメラにはない、一芸に秀でたモデルが沢山あります。
ここでは「デジタルカメラ」という括りで、
静止画、動画問わず、さまざまなジャンルの中から
人気の「デジタルカメラ」をセレクトしてご紹介します。
キヤノン EOS R7
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【初心者からハイエンドまでユーザーを選ばない!】
EOS Rシリ一ズでミラ一レスヘの本格参入を果たしたキヤノンが、
満を辞して市場に送り込んだのが同シリ一ズのAPS-Cモデルです。
フルサイズ機にくらベコンパクトなボディと、
性能的にも機能的にも不足を感じさせない手堅いつくりが特徴です。
その扱いやすさからエントリーユーザーからベテランまで、
ユーザーを選ばないカメラと言えます。
3.0O型バリアングルタイプの液晶モニターを採用。
サブ電子ダイヤルは、ファインダー右のマルチコントローラーと同軸とする位置に置かれます。
マルチコントローラ一とサブ電子ダイヤルを同軸としたことで、画像再生時の
画像送りや拡大が素早く行えるようになったのもEOS R7の特徴。
静止画/動画の切換えを兼ねる電源スイッチは、
シャッターボタン側のトップカバーに置かれ、
カメラを持つ右手だけで操作が可能となりました。
「被写体をAFが一度捕捉すると画面内で追い続けるトラッキング機能や、
被写体認識AFなど搭載し、メカシャッター最高15コマ/秒の連続撮影性能で動きものの撮影にも適したカメラです。
強力な手ブレ補正機構も心強く感じます」
OM SYSYEM OM-5
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【小型なのに性能はハイエンド級】
OM SYSTEM銘として初めてのミラーレスです。
クラスとしてはミドルレンジに位置付けされますが、
画像処理エンジンをはじめ5軸対応の手ブレ補正機構や
防塵防滴構造のボディなど、
フラッグシップである「OM-1」に迫る機能を誇ります。
小型軽量なのも特徴で、マイクロフォーサーズのメリットを
最大限活かしたミラーレスです。
最大6.5段の補正効果が得られる手ブレ補正機構を搭載。
さらに手ブレ補正機構を内蔵するレンズとでは最大7.5段の効果が得られます。
カメラを縦位置にして動画を撮影すると、
そのまま縦位置の動画ファイルとして保存。
SNSなどでは一般的な縦位置動画が手軽に楽しめます。
「マイクロフォ一サーズらしいコンパクトで軽量なミラーレスです。
5000万画素の高解像度の写真が撮れるハイレゾショットや、
スローシャッタ一効果の得られるライブNDなど多彩なデジタル表現が楽しめるのも魅力です」
富士フイルム X-H2
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【APS-Cフォーマットながら高解像度を実現】
艶やかな画づくりから人気の高い富士フイルムの
Xシリーズのフラッグシップモデルです。
APS-Cフォーマットながら4020万画素の高解像度を実現。
フルサイズである必要性を全く感じさせないモデルに仕上がっています。
なお、姉妹機「X-H2S」は2616万画素の積層型センサ一を搭載し、
高速連写性能を大幅に向上しています。
イメージセンサーは裏面照射型4020万画素CMOSを採用。
圧倒的な解像感、諧調再現性などフルサイズに勝るとも劣りません。
この角度から見ると、トップカバーを含めメカつぽい雰囲気のあるボディ。
液晶モニタ一はバリアングルタイプを採用しています。
「Xシリ一ズのフラッグシップに相応しい圧倒的な性能と写りが得られるAPS-C機。
ボディのつくりのよさに加え、
メカシャッタ一の静かで耳触りのよいシャッター音もこのカメラの魅力です。
フルサイズである必要を感じさせません」
ライカ ライカM11
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【皆の憧れ、ライカブランドのM型デジタルモデル】
キ一デバイスなど国産デジタルカメラを圧倒するM型デジタルライカ。
圧倒的な画素数や高い高感度特性を誇ります。
注目は最高1/16000秒とする電子シャッター。
明るい屋外などどんなライカレンズでも絞り開放で撮影が手軽に楽しめます。
さらに64GBのメモリ一を内蔵しており、
SD力ードとの同時記録が可能など隙のないカメラに仕上がっています。
ライカ伝統の二重像合致式距離計を搭載。
ファインダ一倍率は0.73倍。
メカシャッタ一の最高速は1/4000秒、電子シャッタ一は1/16000秒。
ボディは従来に準しますが、6000万画素裏面照射型CMOSセンサ一の搭載など中身は大きく進化しています。
写真は「ビゾフレックス2」を装着した状態。
「写真愛好家の憧れ、みんなが欲しいライカのデジタルレンジファインダー機。
有効6000万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載するなどスペックが飛躍的にアップしました。
持つ喜びがこれまで以上に深く味わえる一台です」
GoPro HERO11 Black
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【圧倒的なブレ補正は唯一無二!】
アクションカメラの代名詞GoPro最新モデルです。
ブレ補正機構HyperSmoothはVer.5.0に進化し、より強力になりました。
新開発1/1.9インチCMOSセンサ一は、5.3K/60fpsの映像を鮮明に記録します。
もちろん27メガピクセルの静止画も同様。
バッテリ一も容量アップし、大幅に持ちがよくなったのも注目です。
背面のLCDスクリ一ンは2.247インチ、タッチタイプを採用。
視認性はよく、屋外でも見やすい。
操作部材のレイアウトに変更はありません。
夜のタイムラプス撮影が楽しくなる3つのナイトエフェクトモ一ドを搭載。
写真は、星の光跡を記録するスタートレイル機能によるものです。
「アクションカメラと言えばGoPro一択と言って良いですが、
さらに強力になったブレ補正機能や、高品位の動画撮影機能の搭載などで、
それをより盤石にしたモデルです。
サブスクリプションを使っての購入もオススメ」
まとめ
今年もさまざまなカメラが発売され、実に”飽きない”1年となりました。
今回ご紹介した商品で注目したのは積極的にAIを駆使した機能を
搭載するカメラが増えていることです。
代表的なのは被写体検出AFで、古くは顔認識、
ちょっと前では瞳AFがお馴染みですが、
ここにきて鳥や動物、クルマ、オートバイ、鉄道、航空機と
いった被写体をカメラが自動的に認識できるようになりました。
しかも凄いのは、被写体の正面や真横だけでなく、
斜め後や後ろなどでも正確に捕捉できることです。
来年2月には、カメラの展示会「CP+」が横浜で開催予定。
現時点では3年ぶりのリアル開催となる模様ですが、
それに合わせ魅力的なカメラがさらに登場してくる可能性は高そうです。
今年同様、来年もカメラファンにとって”飽きない”年になることは言うまでもなさそうです。