炭酸水は水分補給になるか？また、その効果的な飲み方とは。

冬は気温が低く、あまり汗もかかないため水分をとる場面が少ないと思います。

しかし、意識して水分補給をしないと、「かくれ脱水」になってしまうかもしれません。

「かくれ脱水」になると、さまざまな体調不良を引き起こしてしまいます。

そこで、最近健康に良いとされている、炭酸水が水分補給として向いているのかとその効果をご紹介していきたいと思います。

炭酸水は水分補給としての役割を果たす？

無糖の炭酸水を水の代わりの飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。

まず、炭酸水が水分補給としての機能があるのかという点については、問題ないようです。

しかし、炭酸水を水代わり飲んだ場合に気になるのは健康に対する影響ですね。

普通に飲む分には問題なさそうですが、やはり過剰摂取は禁物。

あまり、取り過ぎると以下のような問題が起こる可能性があります。

・疲れやすくなり、貧血になる。
・歯のエナメル質が溶けてしまう。
・食事中に飲むと食べ過ぎの原因になる。
・お腹にガスがたまり、腹痛や頭痛、腰痛の原因になる。
・下痢や腹痛の原因になる。

過剰に心配する必要は、ありませんが適量を守って摂取しましょう。

炭酸水には以下のような効果が期待できます。
・ダイエット効果
　
　食事の前に炭酸水を飲むと、炭酸ガスが満腹感を感じさせてくれ食欲を低下させてくれます。
　また、炭酸水の泡の刺激が、交感神経を活性化し心拍数や体温を上昇させ代謝がアップすることもダイエット効果の一因です。

・疲労回復の効果

　炭酸水を飲むと血液の中の疲労物質を排出してくれるので、疲労を回復してくれます。

・血行の促進で肩こり解消

　炭酸水を飲むと血液の中の二酸化炭素の濃度が上がり、たくさんの酸素を運び血行を良くしてくれます。

　その結果、結構不良が改善され肩こりを解消する効果が期待できます。

・腸内環境を改善し便秘の解消

　朝起きてすぐに炭酸水を飲むと、胃腸が活性化され便秘を改善してくれます。

・胃を刺激して食欲増進

　食欲がないときなど、食事中に少しずつ飲むと食欲が増進されます。

以上のような効果が期待できますが、飲みすぎると全く逆のデメリットとなってしまいますので、繰り返しになりますが、過剰摂取には注意です。

炭酸水の効果的な飲み方として以下のようなことが挙げられます。

・常温で飲む
　
　冷たいと身体が冷えてしまい、血行が悪くなってしまうので、炭酸水の良い効果がえられなくなってしまいます。
　
　なので、炭酸水は常温で飲むがオススメです。

・お酢と一緒に飲む

　お酢には、疲労回復や便秘の解消の効果があるので、炭酸水と一緒に飲むとその効果がより得やすくなります。

　普通のお酢をが苦手な場合は、りんご酢や黒酢などほかの種類のお酢でもＯＫです。

　水分補給のために炭酸水を飲む場合は、毎回お酢入りを飲むのも厳しいと思いますので、1日1回はお酢入りを飲むのも良いと思います。

・運動後に飲む

　炭酸水には疲労物質を取り除く効果あるので、運動後に炭酸水を飲むことで疲労回復を早めることができます。

・飲む以外

　炭酸水は飲むだけでなく、洗髪や洗顔に使うことで、頭皮の環境を整えたり、毛穴汚れを落としやすくしてくれます。

炭酸水はいろいろな健康効果が期待できる飲み物です。

普段あまり飲まないという方も、通常飲んでるソフトドリンクなどを炭酸水に置き換えてみるのも良いかもしれません。

しかし、くれぐれも過剰摂取には要注意です。